しろいはなび

twitterでは手狭に感じてきたのでブログを始めてみました。

恋に関する考察

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photo by Knivesout

 

今日は恋についての考察をしてみたいと思います。

 

恋というのはある面において神に似ているのではないでしょうか。神というのはほとんどの人間が存在を信じている概念です。姿形は見たことはなくとも、信仰の有無に関わらずほとんどのひとは神を思い浮かべることができると思います。

 

神はあるひとにとってはヤハウェに見え、またあるひとにとってはアッラーに見え、あるひとにとっては仏様に見え、あるひとにとっては超常現象に見え、あるひとにとっては先祖様の形に見え、あるひとにとってはお守りに宿っていると思っている。その見え方は様々であるけれども、それは見る場所や見る目や認識によって姿は変わりますが同じように神です。

 

恋も同じことが言えるのではないでしょうか。恋というのは言葉としては「恋」という一言でまとめられてしまいますが、その内実、彼ら彼女らが求めているものは様々な形で不定形だと思います。王子さまの到来を待つ者、傲慢な女王様に傅きたい者、底なしの母性に包まれたい者、荒々しい父性を求める者、遂げられなかった兄弟姉妹関係の埋め合わせをしたいもの、罰し罰せられたい者、教え導きたい導かれたい者、生活者としての最良のパートナーを求めている者、もっともっとたくさんの関係をひとまとめに「恋」と呼んでいるんじゃないだろうか、って考えました。だから自分がどのように振る舞いたいのか、相手に何を求めているのか、それを知ることができれば、世界は少し平和になるはずだ。

 

 

じゃあお前は分かってるのか、と問われても、やっぱり神の姿を正確に思い浮かべることができないことと同じように分かっていないのですが。汗